くだものはいたがき

HOME

スタッフブログ

第3回アカデミックレストラン

2014年3月21日

「暑さ寒さも彼岸まで」とは言いますが、
少しずつ暖かくなってきたところでまた、昨日の仙台は雪に見舞われました。

さて、TBCハウジングステーション仙台駅東口にて3回目となる「アカデミックレストラン」を開催しました。

今回のテーマは「生命力あふれる旬の春野菜を食べる」~新陳代謝をよくしよう~

こちらが今回のコース料理。

full-course-600-DSCF2633.jpg


カワシマヨウコ先生(下の写真右)のお話とシェフ(左)からの解説、そしてのコース料理を楽しみながらテーマへの
知識を深めていきました。

kawashima-takaya-600DSCF2645.jpg


まずは、カワシマ先生から新陳代謝についてのお話。
体の部位によって、細胞の入れ替わりの期間は一日から三年と様々なのだとか。
ちなみに肌については約28日周期で入れ替わります。

ただし、年齢のみならず、食生活や運動量、ストレスの度合いによって新陳代謝が正常にいかない、なんてことも。

そこで新陳代謝を促す効果的な食材を教えてもらいつつ、まずは前菜。
salad-600DSCF2647.jpg

●サラダ●
宮城県産白身魚サラダ仕立て・本わさびドレッシング

皮膚の新陳代謝によいとされる栄養素はビタミンB2、B6。
ここでは宮城県産ひらめ、熊本県直送のアスパラガスが良いです。
ドレッシングの本わさびと唐辛子が代謝アップに効果的です。

soup-600DSCF2653.jpg

●スープ●
上村豆腐のスープ 生姜の香り

こちらは豆乳と豆腐の茶碗蒸し風のものと豆乳スープ、そして生姜エキスとオリーブオイルの組み合わせ。
豆腐と豆乳で大豆イソフラボンたっぷり、生姜は体を温めるのに良いですね。
スプーンにのっているのは、豆腐と炭塩。


pasta-600DSCF2664.jpg

●パスタ●
ペンネ・アラビアータ

たっぷり刻まれた青森県産のにんにくと、とうがらしの気持ちよい辛味が血行を良くしていきます。
召し上がっているお客様の顔色も、来店前より良くなってきたようです。

お皿の縁に飾られているパセリは、実はカルシウムとビタミン類が豊富な野菜。


maindish-600DSCF2667.jpg

●メイン●
薩摩赤鶏のソテー・ペッパーソース 春の山菜とともに

肉厚でほどよく脂の落ちた鶏肉と、独特の香りと味の春の山菜たち。
山菜はうるい、こごみ、たけのこ、たらの芽、山うどです。
山菜は「栄養価が高いわけではありませんが、食物繊維が含まれているので是非食べて頂きたい」と
カワシマ先生もおすすめしていました。



dessertDSCF2677.jpg

●デザート●
2色のグレープフルーツ バニラアイス添え

フロリダ産のグレープフルーツとニュージーランド産の濃厚なバニラアイス。
アイスには刻んだミントとコーヒーの花のはちみつがかかっていました。

なんと、仙台市民はグレープフルーツの消費が高いんだそうです。
そんなグレープフルーツの苦み成分には食欲抑制の効果があるとされています。
香りはリラックス効果があるとされています。
グレープフルーツの旬は春頃まで。ちょうどフロリダ産の美味しいグレープフルーツが出回ります。

料理が出て、口にする度にお客様から感嘆の声があがりご満足頂けたようでした。
カワシマ先生やシェフににいろいろと質問されるお客様もいらっしゃいました。

今回も雪の降る寒い日の会でしたが、温かな雰囲気の中で終了いたしました。
お足元の悪い中、お越し頂きましたお客様に御礼申し上げます。

↑ PAGE TOP