洋梨の女王「ラ・フランス」~私はフランス生まれ、山形育ち~
2013年10月1日
空気がだんだんと澄んできて、過ごしやすくなってきました。
県内ではおなじみの芋煮シーズンに入り、各地で芋煮会が行われ賑わっております。
新米の出荷も始まりましたね。
そんな食欲の秋。
果物も柿や梨、栗、洋梨、りんごなど様々な美味しいものが目白押しです。
さて、本日は山形県上山市にあります、ラ・フランス農家の川口観光果樹園へ視察に
行って参りました。
まずはご覧下さい!!
大きなラ・フランスがたわわに実っています。
川口観光果樹園は30年以上前から、安全で高品質なラ・フランスづくりに取り組んでいます。
土づくりはもちろん、栽培方法にもこだわっています。
上の写真のような棚仕立ての栽培方法にすると、太陽がまんべんなく当たります。
栄養が充分に実にいきわたるので、糖度の高いラ・フランスを作ることができます。
実は、ラ・フランスは日本では盛んに栽培されていますが、原産国フランスをはじめ、ヨーロッパでは
気候が合わなかったためほとんど生産されていないようです。

川口氏のラ・フランスは皮をむけば馥郁とした香りがたち、果汁がしたたり落ちます。
その果肉はなめらかで、たっぷりの果汁からコクのある深い甘みが口いっぱいに広がることでしょう。
そんな名人のラ・フランス、今年は大玉が多いとのこと。
台風がうまく逸れることを祈って収穫を楽しみに待ちましょう。